2014/09/12 ニュース
JFEE、50MWのバイオマス発電設備を佐伯市で受注
 JFEエンジニアリングは9月12日、大分県佐伯市で出力50MWのバイオマス発電プラントを受注したと発表した。発注したのはイーレックスニューエナジー佐伯(東京都中央区)で、太平洋セメントの大分工場佐伯プラント構内に建設される。同社の役務範囲は設計、調達、建設で、平成28年秋の稼動開始を予定している。今回の受注は同社にとって、FIT制度施行から4件目(総出力約130MW)のプラント受注となる。
 
 建設するプラントは、油やしの搾油時に発生するヤシガラを主燃料に発電する。補助的に石炭も燃料として使用する。ボイラーは循環流動層型で、2種類の燃料が別々の搬送設備を持つ構造になっている。このことで、2種類の燃料を自由度の高い混合比で混焼できるという。