北陸電力は9月5日、同社が受電している手取川第一発電所(定格出力25万kW)で、手取川ダムの取水用ゲート開閉用の重りを吊るワイヤーが破断したと発表した。重りは取水塔水中部に落下したと見られ、同社はこのため3日の午後3時16分に発電を停止した。同発電所は電源開発が管理しており、電源開発がワイヤー破断の原因や復旧見込みを調査・検討している。同社は、予備力があるためこの事故で電力の供給に支障はないと考えているが、場合によっては卸電力取引所を活用するなどして供給力を確保するとしている。
2014/09/10 ニュース
電源開発の水力発電設備が故障
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