2013/03/11 ニュース
九電工、農地用向けなどに太陽光発電設備販売

 

九電工と農産物の生産販売などを行うルネサンスエコファーム(山口県防府市)はこのほど、農地や山林を活用した太陽光発電設備「ソーラーシェアリングシステムKR」を商品化し発売した。これに先立ち、両社は2月13日付で販売協力基本契約を締結した。
 
 今回の商品化は、中村鉄哉・ルネサンスエコファーム代表取締役が開発したスリット付き太陽光発電用農業施設が基本になっている。これは低利用農地で農業と畜産を両立したうえで、電力不足も解決可能な多角的再活性化を実現することが目的。現在、防府市で出力250kWの実験設備(パネル枚数880枚、敷地面積2300㎡)を建設しており、この施設ではパネルの下で果樹を栽培する。