廃食品や建設廃棄物のリサイクル事業を行うフジコー(東京都台東区)は3月8日、白井事業所(千葉県白井市)のバイオマス発電施設が、再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法の規定に基づき、再生可能エネルギー発電設備に2月25日付で経済産業省から認定されたと発表した。
この施設は木くず、紙くずや剪定枝などを燃料とするガス化発電設備で、発電出力は1800kW。これらの廃棄物を破砕して細かくし、低酸素状態で蒸気ボイラーの燃料となる可燃性ガスを抽出する。この後、蒸気ボイラーから発生する蒸気で蒸気タービンを回転させ発電する。今回の認定で、同施設が発電する電力が平成40年6月までの15年6か月間、固定価格で販売できるようになる。