2014/07/09 ニュース
JFEテクノリサーチ、メガソーラーのパネルを出張診断するサービス開始
 JFEテクノリサーチ(東京都千代田区)は7月9日、太陽電池パネルの不具合パネルを特定する大規模太陽光発電設備向けのパネル出張診断サービス「ぱねるみえ太」の提供を始めた。同社のソリューション本部内に専任のメガソーラー計測診断チームを設置して対応する。
 
 ぱねるみえ太は、パネル1枚ごとの電圧と電流をストリング単位で計測し、不具合パネルを特定。特定した不具合パネルの状態を診断書形式で顧客に報告する。それ以外のパネルは、今後の発電状況に役立つように発電量ランキングを計測して提供する。発電量ランキングはI-Vカーブトレーサーで各パネルを診断・評価し、工場出荷検査時のデータと比較してパネルの状態を評価する。同社は、ぱねるみえ太は常時監視型ではないが、初期投資が不要で、監視システム設置など初期投資が難しい顧客の太陽光発電システムの診断に最適だとしている。