日立三菱水力(東京都港区)は6月30日、ナムニアップ1パワー・カンパニー・リミテッド(ラオス)から水力発電所の機電設備工事一式を受注したと発表した。ナムニアップ1水力発電所向けのもので、受注内容は136MWフランシス式水車発電機2台、18MWバルブ式水車発電機1台とその付帯設備の設計・製作など。同社は納入から据付、試運転まで一括で請け負うターンキー方式で受注した。稼働開始は平成31年1月末の予定。 

 

　ナムニアップ1水力発電所はラオス最大のコンクリートダムで、貯水量は黒部ダムの11倍とされる。今回の案件は、同社の納入実績や技術力、水車の高い性能などが評価され受注に結び付いた。