2013/03/07 ニュース
千葉県大多喜町、12月後半に小規模水力発電を稼働

 

 千葉県大多喜町は、年内にも出力135kWの小規模水力発電設備を稼働させる。既に着工しており、12月の完成を目指している。稼働開始は12月後半の見込み。発電する電力はほぼ全量を東京電力に売電するが、災害時の非常用電源としても活用したい考えだ。
 
 この発電設備は、東京電力が廃止した旧老川発電所を改修して整備するもの。完成すれば、町営の面白峡発電所として運営する。総工費は約1億3000万円で、135kWの出力は一般家庭約110世帯の消費電力に相当するという。