2014/05/26 ニュース
日立造船グループ、英国で8件目のごみ焼却発電設備受注
 日立造船は5月26日、スイスの完全子会社Hitachi Zosen Inova AG(HZI)が英国でストーカ式ごみ焼却発電設備を受注したと発表した。処理能力は624t/日、発電量は約2万1000kWで、平成29年2月に竣工し引き渡す予定。今回の受注は英国では8件目となり、英国のごみ発電事業者Mercia Waste Managementから受注した。
 
 Mercia Waste Managementは、英国中西部の廃棄物処分当局にあたるHereford & Worcestershire Waste Authorityから、PFI方式でごみ処理と設備の建設・運営を受託した。HZIは、同事業用のプラント工事をターンキー契約で請負った。新設備の発電量は、一般家庭約2万世帯分の年間電力消費量を賄えるという。