2014/05/23 ニュース
JFEエンジ、福島県で400kWのバイナリー発電設備を受注
 JFEエンジニアリングは5月22日、つちゆ温泉エナジー(福島市)から発電端出力400kWの温泉バイナリー発電設備を受注したと発表した。送電端は350kWで、水冷式バイナリー方式の発電設備設置などを行う。同社は7月に着工し、平成27年6月の完成を目指す。
 
 同社は今回の「(仮)土湯温泉16号源泉バイナリー発電設備建設工事」で、計画段階から案件に参加している。導入するのは、地下からの蒸気・熱水で低沸点媒体を蒸発させタービンを駆動する、業務提携先の米オーマット製のもの。今回の案件は、借入資金の80%を石油天然ガス・金属鉱物資源機構が債務保証する。同機構にとっては、これが初めての地熱発電の債務保証対象事業となる。