福島県は5月19日、「海外連携型再生可能エネルギー関連研究開発補助金」の対象事業の公募を始めた。同事業は海外の研究機関や教育機関などと連携し、再生可能エネルギー関連の研究開発を促進するために実施する。
対象事業は、▽海外シーズ導入型の研究開発事業、▽海外ニーズ適合型の研究開発事業、▽創エネルギー技術、蓄エネルギー技術などの技術開発、で海外の機関と連携するもの。海外シーズ導入型の開発事業は、国内外で一定のニーズが見込まれる技術分野で、国内外のノウハウを組み合わせ新たな技術シーズなどを開発するもの。海外ニーズ適合型は、海外市場向けに再生可能エネルギー関連の製品・技術を海外の機関と連携し改良・開発する。補助対象は、県内の法人か大学などで、補助額は250万円以内。公募は6月13日に締め切り、6月27日に審査委員会による審査が実施される。7月上旬には採択案件が決まる見通し。