東武鉄道とそのグループ会社、東武エネルギーマネジメント(東京都墨田区)、東野交通(栃木県宇都宮市)は、東野交通の社有地や建物屋根などに計5か所の太陽光発電設備を建設する。設備は今秋から来春にかけて順次稼働を開始し、5か所合計の設備容量は5251kw、年間発電量は約568万7000kwhに上るという。3社は同時に年間約2881tのCO2削減量も見込む。
設置する太陽光発電パネルは、ソーラーフロンティア製CIS、東芝製多結晶シリコンなどを使用する。事業用地は、▽東武鉄道森林公園検修区南側(埼玉県比企郡・出力2275kw)、▽東武鉄道南栗橋車両工場屋根(埼玉県久喜市・779kW)、▽東武佐野線田沼駅東側(栃木県佐野市・550kW)、▽東野交通真岡車庫(栃木県真岡市・399kW)、▽千葉市緑区高田町(千葉県千葉市・1248kW)、となっている。5か所合計の用地面積は約6万3200㎡で、施工は東芝プラントシステム、東武建設などが行う。