シャープが5月12日に公表した平成26年3月期決算によると、同期の売上高は2兆9271億8600万円(前年度比18.1%増)、営業利益1085億6000万円(前期は1462億6600万円の営業損失)、経常利益532億7700万円(2064億8800万円の経常損失)、当期利益115億5900万円(5453億4700万円の当期損失)と、全期の赤字決算から回復した。
各部門の中でも、プロダクトビジネス部門の太陽電池は伸び幅が大きく、売上高は4390億円(68.9%増)と大きく伸長した。これは国内向けの住宅用、大規模太陽光発電設備用など産業用向けが好調だったためという。今期は全社で売上高3兆円(2.5%増)、営業利益1000億円(7.9%減)と増収減益を見通している。