2014/05/07 ニュース
ゼファー、自社製小型風車を八戸市で初納入
 ゼファー(東京都港区)はこのほど、メディカルコート八戸西病院(青森県八戸市)に自社の5kW型風力発電機「Zephyr9000」を納入した。八戸市が年間平均風速が5.0m/秒と風力発電機の導入に適しているため、、災害時などの非常用電源として導入されたもの。今回がZephyr9000の国内初導入実績となる。導入されたのは同病院の駐車場で、4基が設置された。
 
 今回導入したシステムには、エナックス製の容量16kWhのリチウムイオン電池を備える。Zephyr9000は定格出力が4711kW、ブレード直径は5.5mの小型風力発電機で、平均風速5m/秒の場合、年間発電量は9167kWhとなっている。今回は、環境省の「再生可能エネルギー等導入地方公共団体支援基金事業」、「青森県民間施設再生可能エネルギー等導入推進事業」の対象事業として、導入費用の約半額が補助された。