2014/05/09 ニュース
外務省、ボリビアの地熱発電設備建設に約25億円の円借款

 外務省は5月7日、現地時間の5月5日に椿秀洋駐ボリビア大使とダビッド・チョケワンカ・ボリビア外相が限度額24億9500万円の円借款貸付で合意したと発表した。日本から貸与される円借款は、「ラグナ・コロラダ地熱発電所建設計画(第1段階第1期)」に関するもの。同計画は、ボリビア南部ポトシ県のラグナ・コロラダ地熱地帯に地熱発電所を建設し、同国内の電力供給を安定化させるため実施される。利率は0.65%で、償還期間は40年。調達条件は設備の調達先を日本企業に限定しない一般アンタイドとなっている。今回の円借款貸付は、平成25~27年の気候変動分野での途上国支援策(1兆6000億円)の一環として実施される。