2014/05/09 ニュース
シャープ、クラウド蓄電池システム2機種を7月に発売
 シャープは、自社のクラウドHEMSと組み合わせてエネルギーマネジメントを効率化するクラウド蓄電池システム「JH-WB1401/JH-WB1402」を7月に発売する。価格はオープン価格で、蓄電池の公称容量は4.8kWh。JH-WB1401は7月15日、JH-WB1402は7月4日に発売する。
 
 両システムは、翌日の太陽光発電の発電状況を予測したり、日常の電力消費状況を分析して蓄電池の充放電を自動的に制御する。発電量予測のデータから、電気代が割高な時間帯での電力購入を最小限に抑制できるようになる。また、翌日に計画停電が発生する可能性を示す「電力需給逼迫警報」を検知すると、翌朝から放電を停止する。停電後は蓄電池から家庭内に電力を供給する。蓄電池本体には屋内用と屋外用があり、屋内用は従来機比で約4割、屋外用は約3割小型化されている。太陽光発電設備と蓄電池システムにそれぞれ必要だったパワーコンディショナーも一体化されている。同社では月に両機種を計700台生産する予定。