2013/03/04 ニュース
東京都、住宅用太陽光発電の低利ローン提供機関を公募

 

 東京都環境局は2月27日、住宅用の太陽光発電設備を導入しやすくする、低利のソーラーローンを提供する金融機関の公募を開始した。3月15日まで募集し4月上旬に決定する。
 
 今回の公募は、補助金に代わる新たな普及策として行う「屋根ぢから」ソーラープロジェクトの第1弾。信販会社など、個別クレジット型ソーラーローンを扱う金融機関を対象にソーラーローンの内容(金利、条件)、販売店調査の実施体制などを審査し1社に決定する。金融機関の選定は今後毎年実施する。
 
 今回のソーラープロジェクトは、都内の住宅に太陽光発電の導入ポテンシャルがまだ存在することから、太陽光発電の導入拡大を図るため行うもの。ステップ1として金融機関を選定した後、4月の予定で安価な発電システムと発電量モニタリングなどアフターケアを組み合わせた「屋根ぢから」推奨プランを公募し選定する。5月にはステップ3として、新たなウェブサイトと多様な相談に応じられる相談窓口をそれぞれ設置する。環境局は、東京都環境公社と連携し、イメージキャラクターなども用いながら住宅用太陽光発電の普及・啓蒙活動を進めていく。