2013/02/28 ニュース
国内初の「風力発電展」、世界15ヶ国300社が出展して盛大に開催~

国内で初めての「第1回国際風力発電展(WIND EXPO 2013)」が2月27日から3月1日までの3日間、東京ビッグサイト東展示棟で盛況に開催された。内外を含む300社から最新の風力発電製品・技術が紹介されるこの展示会、会期初日の27日、オープンと同時に多くの来展者で賑わった。

 

   

 

「WIND EXPO2013」は、主催リードエグビジションジャパン、一般社団法人日本風力発電協会後援、日本初の風力発電に関する、製品技術が一堂に出展する国際専門展。同時開催の「国際水素・燃料電池展」「国際太陽電池展」「太陽光発電システム施工展」「国際二次電池展」「エコハウス&エコビルディングEXPO」「国際スマートグリッドEXPO」「量産・試作加工技術展」を併せて、創エネルギー・蓄エネルギー・省エネルギー、そしてスマートグリッドシステム&加工技術が一堂に会する再生可能エネルギーを紹介する総合イベントで、総称「スマートエネルギーウィーク2013」という総合展示会でもある。会期中は、ビッグサイト東展示棟、西展示棟すべてがスマートエネルギーに関する最新情報・最新製品紹介の場となった。

   

 

会期初日の午後は、基調講演「各界トップが語る風力発電事業の戦略と展望」が開催され、足利工業大学の牛山泉氏座長のもと、資源エネルギー庁新エネルギー対策課長村上敬亮氏が「風力発電における我が国の政策と今後の戦略」、ユーラスエナジーホールディングス代表取締役社長清水正己氏が「ユーラスエナジーグループの風力発電への取り組みと将来ビジョン」、三菱重工業原動機事業本部副事業本部長・兼風車事業部事業部長加藤仁氏が「三菱重工の風力発電への取り組みと展望」、最後にVestas Wind Systems A/S President&CEOのDitlev Engel氏が「日本における風力発電の果たす役割」の4講演が行われた。収容人数1000名を誇るビッグサイト会議棟・7階国際会議場は、ほぼ満席で活気に満ち溢れていた。

 

(取材:若生幸成)