2013/02/26 ニュース
2012年世界最大の風力発電市場は「中国」、日本は13位~

世界風力エネルギー会議(GWEC)は、2012年12月末時点における世界の風力発電導入量が2億8,248万kWとなり、1年間の導入量は4,471万kW、1年間の伸び率は約19%だったことを公表した。
 

国別の風力発電導入実績は、約30%の1,320万kWを新規導入した「中国」が1位。約29%の1,312万kWを導入し「たアメリカ」が2位となった。以下、3位「ドイツ」、4位「スペイン」、5位「インド」と続いている。

 

「日本」の累積導入量は261.4万kWで、昨年に引き続き世界の13位をキープしたが、僅か3万kWの差で「オーストラリア」が14位、2012年に108 万kW導入した「ブラジル」が11万kWの差で15位と迫っている。また、「日本」の2011年単年導入量は、8.8万kWで世界24位と低迷している。

 

日本風力発電協会は、この結果を受け、世界のトップテン入りを果たすべく、風力発電導入促進に向けた活動を積極的に推進する方針で、活動への協力を関係各位にお願いしている。