経済産業省 資源エネルギー庁は、平成24年11月末時点の「再生可能エネルギー」発電設備状況(速報値)を発表した。これによると、平成24年4月~11月における「再生可能エネルギー」発電設備状況は、144,3万kWで、このうち「太陽光発電」設備が139,8万kWと全体の9割を占めている。
4月~11 月末までに運転開始した設備容量の詳細は、以下の通り。
太陽光(住宅) 102.7万kW
太陽光(非住宅) 37.1万kW
風力 1.4万kW
中小水力(1000kW 以上) 0.1万kW
中小水力(1000kW 未満) 0.2万kW
バイオマス2.8万kW
地熱 0万kW
なお、9割以上を占めた「太陽光」の設備認定状況を都道府県別にみると、“認定件数”の多い都道府県は、10kW未満の太陽光は、愛知県(10,789件)埼玉県(9,064件)東京都(8,223件)の順。また、10kW以上の太陽光は、福岡県(1,135件)大分県(1,112件)静岡県(1,087件)の順となっている。同様に“認定出力”では、10kW未満の太陽光は、愛知県(47,802kW)埼玉県(36,654 kW)東京都(32,748 kW)。10kW以上の太陽光は、北海道(437,674 kW)鹿児島県(177,530 kW)福岡県(135,403 kW)の順に多くなっている。
経済産業省 資源エネルギー庁
「再生可能エネルギー発電設備の導入状況を公表します」
http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/kaitori/dl/setsubi/201211setsubi.pdf