2014/02/24 ニュース
11月末時点での再生可能エネ導入量、600万kW突破
 資源エネルギー庁は2月21日、平成25年11月末時点での再生可能エネルギー発電設備導入量調査を公表した。その概要によると、11月末までの再生可能エネルギー発電設備の導入量は、累計で645万3000kWと600万kWを突破した。10月に引き続き、太陽光発電設備が導入量全体を牽引する傾向がなお続いている。
 
 4月~11月末までの累計導入量推移は、住宅用太陽光発電設備が95万3000kW、非住宅用が363万2000kW。風力は9000kW、中小水力は3000kW、木質系などバイオマスは8万8000kWとなった。地熱の導入は前月同様見られなかった。平成24年7月(FIT制度施行開始)からの設備認定容量は、住宅用太陽光が215万5000kW、非住宅用が2407万1000kW、風力は90万1000kW、中小水力は12万7000kW、バイオマスは71万1000kW、地熱は5000kWとなり、計2796万9000kWだった。
 11月末での都道府県別設備認定件数では、最も導入件数が多かったのは愛知県(4万5984件)で、最も少なかったのは秋田県(1801件)だった。認定出力ベースで見ると、最も合計出力が大きかったのは北海道(245万1065kW)で、最も小さかったのは福井県(5万1281kW)だった。