2014/02/21 ニュース
北九州市に5.7MWのメガソーラー、東レエンジなど建設
 東レエンジニアリングとフジプレアムは2月20日、北九州市に発電事業会社「北九州TEK&FP合同会社」を合弁で設立したと発表した。出資比率は東レエンジが6割、フジプレアムが4割。 新会社は市内若松区に発電出力5783kW(うち45kWは太陽追尾型)、年間発電量約6400MWhの大規模太陽光発電設備を建設する。総事業費は20億円。
 
 今回の新会社設立は、太陽光発電設備の設置とその事業化が両社の新たな付加価値の創出と今後の事業展開でのノウハウ取得につながると判断されたため。この案件では、両社が新会社に出資し、新会社を設備の維持管理も含むノウハウ取得の場として活用する。これで、従来の施工主体の事業から維持管理も含む体制へと業容拡大を図る。 また、バックシートなど東レ製の材料を使用したフジプレアム製太陽光パネルの採用などで、東レがグループとして関わるサプライチェーンも構築。東レグループの環境エネルギー事業拡大も狙う。