2014/01/22 ニュース
タクマ、岡谷市でごみ焼却発電設備受注
 タクマは1月21日、タクマテクノス、岡谷組と、岡谷市、諏訪市などで構成する湖周行政事務組合から処理能力110t/日のストーカ式ごみ焼却発電設備を受注したと発表した。発電設備の出力は2050kW、年間発電量は約15GWで、年間平均発電効率は19.6%、これは、発注元の要求水準の発電効率14%以上を大幅に上回る計画となっている。
 
 今回の入札には同社グループのほか、川崎重工業、日立造船グループ(日立造船、北野建設、日神サービス)、荏原環境プラントグループ(荏原環境プラント、吉川建設)の4グループが参加した。設備運営・維持管理の委託料金では川崎重工が最安値を提示したが、長期収支計画の安定性やリスク管理などで同社グループが高得点を獲得。提案内容と入札価格の合計点で74.16点を獲得し、同社グループが落札を決めた。受注金額は128億円で、平成28年8月の竣工を目指す。竣工後、同社グループが共同で設立する特別目的会社「諏訪湖ハイトラスト」が20年間設備を運営する。