2014/01/16 ニュース
中国の太陽光発電事業者、ルーマニアで19.59MWの設備稼働
 中国・江蘇省のグリーン発電事業者、ユニサン(無錫聯盛合衆新能源)は、ルーマニアに発電出力5.98MW、6.4MW、7.14MWの大規模太陽光発電設備を建設した。ルーマニア国内の系統連係も終了しており、3か所の総設備容量は19.59MWとなる。
 
 3か所の発電設備中、クルージュ市に建設されたものは年間発電量が700万kWh。この量は4000戸/日の電力需要分に相当する。ブラソフ市の2か所の設備は、年間発電量150万kWh(1万戸/日の需要分)となっている。この案件は同社と浙江省、インターナショナル・トレード・ニュー・エナジー・インヴェストメントが共同投資している。設備の運営はユニサンのドイツ法人、ユニサン・エナジーGmbHが行う。3か所合計の売電収入と補助的収入は、年間で最高800万ユーロに達すると見られている。