2014/01/14 ニュース
太陽光の牽引で再生可能エネルギー導入量600万kWに近づく
 資源エネルギー庁は1月10日、平成25年10月末時点での再生可能エネルギー発電設備導入量調査を公表した。その概要によると、10月末までの再生可能エネルギー発電設備の導入量は、累計で585万2000kWとなり、太陽光発電設備が導入量全体を牽引する傾向が続いている。
 
 4月~10月末までの累計導入量推移は、住宅用太陽光発電設備が87万kW、非住宅用が312万3000kW。風力は7000kW、中小水力は3000kW、木質系などバイオマスは8万2000kWとなった。地熱の導入はなかった。平成24年7月(FIT制度施行開始)からの設備認定容量は、住宅用太陽光が204万2000kW、非住宅用が2249万kW、風力は83万7000kW、中小水力は12万6000kW、バイオマスは71万kW、地熱は5000kWとなり、計2621万1000kWだった。
 10月末での設備認定件数では、最も導入件数が多かったのは福岡県(2万9794件)で、最も少なかったのは山形県(2801件)だった。認定出力ベースで見ると、最も合計出力が大きかったのは北海道(241万5247kW)で、最も小さかったのは福井県(4万6191kW)だった。