丸紅は1月8日、フランスの電力大手EDFの再生可能エネルギー発電事業会社、EDFリニューアブル・エナジーが実施する風力発電事業に資本参加すると発表した。風力発電事業の90％を買収し、実質的に丸紅の保有設備とする。

 

　買収するのは米カリフォルニア州で平成24年12月に稼働した「Shiloh　IV　Wind　Project」。発電容量は102.5MWで、発電する電力は米国の電力会社パシフィック・ガス＆エレクトリックに25年間売電する。今回の資本参加は、平成22年のカナダ・オンタリオ州、24年の米ミネソタ州に続く北米域で3件目の案件となる。また、今回の出資で同社が保有する発電プラントは世界で3万3727MW（総量）、1万383MW（出資分換算）に拡大する。