国土交通省は1月20日、「電気自動車(EV)による地域交通グリーン化事業」の支援対象事業者の公募を始めた。2月14日まで応募を受け付ける。同事業の予算枠は2億円だが、補正予算案に盛り込まれているため、平成25年度の補正予算案成立が事業の前提となる。
同事業は、地域や事業者間で連携するなどして、EVの導入に先駆的に取り組んでいる自動車運送事業者を支援するもの。バス、タクシー、トラックの輸送用EVをこれらの事業者が導入する際、費用の3分の1～半額を補助する。補助を受けたい事業者は同省に事業計画を提出し、外部有識者がこれを評価。補助先を決定するが、他地域や事業者にもEVの集中的導入を誘発・促進するような事業計画が優先視される。補助率は電気バスとその充電設備が導入費用の半額、電気タクシーとトラック、充電設備が3分の1。
