2013/12/27 ニュース
JR西日本、1月からトンネルで小水力発電設備試験
 西日本旅客鉄道は、平成26年1月から鉄道トンネルの湧水を利用した小水力発電設備のフィールド試験を始める。北陸トンネルの湧水排水路に縦軸クロスフロー水車を設置、1年間にわたり発電状況などを検証する。
 
 実施するのは北陸本線の敦賀~南今庄駅間にある北陸トンネル(福井県敦賀市)。トンネル長さは約14㎞、湧水流量は約0.17立方m/秒。発電規模は1.2kW、年間発電量は約1万kWhと見られている。クロスフロー水車は低落差でも発電できるため、この型式が選ばれた。