2013/12/11 ニュース
栃木県、県内3か所で下水汚泥の消化ガス発電事業
 栃木県は、県内の下水道上流浄化センター3か所で、排出される下水汚泥の消化ガスを利用した消化ガス発電事業を実施する。発電設備をそれぞれに建設し、浄化センターの維持管理費を削減するほか、地球温暖化防止にも役立てる。
 
 発電設備を建設するのは鬼怒川上流流域下水道上流浄化センター(日光市、提案上限価格4億5100万円)、巴波川流域下水道 巴波川浄化センター(栃木市、3億5600万円)、北那須流域下水道北那須浄化センター(大田原市、4億5700万円)。いずれも公募型プロポーザル方式で入札を実施し、施工業者を決定する。入札参加形態は、2者で編成するコンソーシアムで受け付ける。竣工予定日は3か所とも平成27年3月10日までとなっている。