2013/11/29 ニュース
日立造船、子会社がロンドンでごみ焼却発電設備を受注
 日立造船は11月28日、スイスの完全子会社Hitachi Zosen Inova AG(スイス)が、英国のごみ発電事業者SITA West Londonから大規模ごみ焼却発電設備を受注したと発表した。今回の受注は英国で7件目の案件となり、処理能力は1180t/日(590t炉×2炉)、発電量は約3万4000kW。設備はグロスタシャー州セバンサイド地域に平成30年6月までに建設する。
 
 今回受注した案件は、ロンドン西部で廃棄物処分を行うWest London Waste Authority(WLWA)がごみ焼却発電事業を外部委託したもの。焼却炉の形式は日立造船の得意なストーカ炉で建設され、発電設備は一般家庭約5万世帯分の年間消費量を賄えるという。