2013/11/27 ニュース
東芝、東北電力向けに出力40MWの系統用蓄電池システムを受注
 東芝は、東北電力が実施する「西仙台変電所周波数変動対策蓄電池システム実証事業」向けとして出力40MWの蓄電池システム一式を受注した。東北電力西仙台変電所に設置されるもので、定格40MW-20MWhのもの。蓄電池本体のほか系統連系用変圧器、昇圧用変圧器、蓄電池用パワーコンディショナーなども設置する。
 
 受注したシステムは約1万回以上の充放電が可能で、自社製のリチウムイオン二次電池「SCiBTM」を搭載している。システムは、気象条件で出力が変動する風力や太陽光発電の普及拡大に伴う周波数変動対策の取り組みに利用される。同社では、今回設置するシステムは世界でも最大出力だとしている。