2013/11/20 ニュース
東芝・オリックス、岐阜県で地熱発電の事業化に着手
 東芝とオリックスは11月19日、共同出資で地熱発電の事業会社「中尾地熱発電」(岐阜県高山市)を設立した。新会社の資本金は1億9800万円で、出資比率は東芝55%、オリックス45%となっている。新会社は岐阜県の奥飛騨温泉郷中尾地区で東芝製地熱発電設備「ジオポータブル」を用い、出力1~2MWの規模の地熱発電事業に着手する。
 
 中尾地区は高温で蒸気量が豊富な源泉が存在することから、今回事業化の対象地区に選ばれた。新会社は今後、同地区で厳選調査や噴気試験、周辺環境調査などを実施して事業性を確かめる。事業性が確認されれば、平成27年の発電開始を目指して発電設備の建設に着手する予定。