2013/11/13 ニュース
クボタ、インドネシアでバイオガス回収設備5基を受注
 クボタは11月13日、インドネシアのエイジアン アグリ グループ傘下のパーム油製造会社4社からバイオガス回収設備5基を受注したと発表した。今年8月に建設契約が締結されていた案件で、スマトラ島の中部~北部に建設する。同社の同種の設備ではインドネシアでの初受注となり、5基の総発電出力は6MWに上るという。受注金額は5基で約13億円。
 
 建設するのは原料貯留槽、発酵槽、膜分離槽など膜型メタン発酵設備一式。平成26年4月以降順次稼働を開始する。今回受注した設備は、自社製の膜を利用した高温高濃度発酵技術で、他社比20%以上とバイオガスの回収率を高めている。また、膜枚数の追加で、既設発酵タンクのまま、生産拡大時でも廃液処理量の増量が可能。今回納入する設備は処理能力800立法m/日であるという。