ミツウロコグループホールディングスが11月7日に発表した平成26年3月期第2四半期決算によると、同期の売上高は972億6900万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は20億1500万円(前年同期は9600万円)、経常利益22億5200万円(481.5%増)、当期利益11億7900万円(1億4300万円の当期損失)の増収減益となった。
同期のエネルギー事業は、太陽光発電設備や家庭用燃料電池などの新エネルギー機器販売が好調に推移。またエネルギー転換期をにらんで住宅関連業界とのタイアップにも注力し、これらの販売設置件数が増加した。特に、家庭用燃料電池は155%の伸長となった。今年度からは自社でも太陽光発電設備を設置し売電事業に参入している。一方、主力のLPガスは省エネ機器の普及などで販売が低迷した。供給先のLPガス在庫数量の算定方法変更もあり、原価が減少。エネルギー事業のセグメント売上高は881億5800万円(2.8%増)、営業利益は21億3500万円(216.5%増)となった。全社では、通期の売上高2380億円(12.6%増)、営業利益46億円(11.1%増)、経常利益47億円(0.3%増)、当期利益25億円の増収増益を見込んでいる。