2013/11/07 ニュース
出力70MWのメガソーラー、鹿児島で完成 発電出力は国内最大
 京セラ、KDDI、IHIなどが出資して設立した鹿児島メガソーラー発電(鹿児島市)が、鹿児島市内で昨年9月から建設していた大規模太陽光発電設備「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」がこのほど竣工し、11月1日から商業運転を開始した。発電出力は70MW、年間発電量は約7万8800MWhで、国内の太陽光発電設備の中では最大の発電出力を誇る。
 
 同発電所は市内の約127万㎡の敷地に、京セラ製の太陽光発電モジュール(1枚当たりの出力242W)を約29万枚設置して建設された。設計施工は京セラソーラーコーポレーション、九電工、竹中工務店が担当し、事業用地はIHIが提供。設備の運営と保守は京セラソーラーコーポレーションと九電工が行う。同発電所の総投資額は約270億円で、稼働により年間約2万5000tのCO2削減も期待されている。