2013/11/07 ニュース
タクマ、滋賀県などでバイオマス発電設備を相次ぎ受注
 タクマは滋賀県、三重県、島根県の3県でバイオマス発電設備を相次いで受注した。同社の受注実績は、平成24年7月にFIT制度が施行されて以来11件となり、11件の総発電出力は9万kW以上に上っている。
 
 今回、滋賀県ではいぶきクリーンエナジー(滋賀県米原市)が市内に建設する発電規模3550kWの設備を受注した。リサイクル木材を燃料に発電するもので、平成26年12月の完成を目指す。三重県では、三重エネウッド(三重県松阪市)向けに5800kWの設備を受注。山林に放置されている木材を燃料とする設備で、完成予定は平成26年11月。島根県の案件は、松江バイオマス(島根県松江市)が同市内に建設する6250kWの設備を受注した。やはり山林に放置されている未利用材を活用する設備で、平成27年3月の完成を見込む。いぶきクリーンエナジーは、木材加工、木材リサイクル事業のヤマムログループが設立した発電事業会社で、三重エネウッドは三重県内の林業関係者らが設立した、「三重エネウッド協同組合」を母体に設立されたバイオマス発電事業会社。松江バイオマスは、ナカバヤシ、日本紙パルプ商事、三光が共同で設立したバイオマス発電事業会社。