2013/11/05 ニュース
経産省、着床式洋上風力の電力価格研究会を設置
 経済産業省は、近く着床式洋上風力発電設備が発電する電力価格を研究する研究会を発足する。従来、洋上風力発電設備は陸上風力が価格の基準となっていたが、着床式洋上風力の参考データなどが出そろってきたため、各種実証事業のデータの信頼性、海外事例などのコスト分析を行う研究会を設置する。
 
 研究会は省エネルギー・新エネルギー部長が主宰。座長に牛山泉・足利工業大学学長を迎え、11月に初会合を実施し、年内をめどに取りまとめる。内容は同省ホームページでの公開などを通じて周知する。研究会では民間事業者からのヒアリングなども実施するため、議事次第や各種資料などは非公開にする予定。牛山座長以外の構成メンバーは以下の通り。
 ▽荒川忠一(東京大学教授)、▽石原孟(同)、▽飯田誠(東京大学準教授)、佐藤森夫(新日本有限責任監査法人)、▽高橋良友(みずほコーポレートアドバイザリー)