環境省は今年度の環境技術実証事業として、中小水力発電の実証試験対象技術を公募する。小水力開発支援協会を実証機関として、出力100kW未満の開放型水車などの技術提案を募集する。
申請・技術提案は11月15日まで受け付ける。その後11月下旬には対象技術を選定し、12月初旬までに実証試験計画が策定される見通し。これと並行して12月から実証試験を行い、平成26年1月~2月に実証試験結果報告書を作成、環境省に報告していく。試験結果に関わらず報告書は作成され、環境省のホームページで結果が公開される。環境省では、実証対象技術として▽上/下掛け、らせん式、流水式など開水路に設置する開放型水車、▽衝動水車、反動水車など水圧管、ケーシング、ハウジング内に設置する水力的分類の水車、▽その他、を想定している。