2013/11/13 ニュース
サニックス、太陽光発電設備の架空売り上げ計上で決算修正
 サニックスは11月12日、連結子会社のサニックスエンジニアリングで発生した産業用太陽光発電設備の架空売り上げ計上事件の影響で、平成26年3月期第1四半期決算の決算を修正すると発表した。事件の影響で、当初の売上高150億2700万円を157億6300万円に、営業利益10億5600万円を9億6500万円に、経常利益10億1500万円を9億2400万円に、当期利益8億3000万円を7億7800万円にそれぞれ下方修正した。
 
 この事件は、10月7日サニックス内部監査室に、サニックスエンジニアリングが九州で1億円の架空売り上げを計上しているとの通報があり発覚した。内部監査室で調査した結果、5月31日に同額の売上が計上されたことを発見。10月9日にこの案件の営業担当者をヒアリングしたところ、架空計上を認めたという。本来設置されるべき設備は外部倉庫に保管されていた一方で、業務請負契約書や施工完了報告書など売り上げ計上に必要な書類は完備していた。同社は10月24日付で、増田取締役執行役員経理部長を責任者とする緊急調査チームを編成。同チームは、この担当者が5月時点で見込んでいた売り上げが立たなくなり、大型案件の獲得がなければ月次目標が達成できないという思い込みが動機になったこと、商品の横流しなどで利益を得ようとするような強い悪意は存在しないことなどを確認した。