タクマは10月23日、兵庫県豊岡市、香美町、新温泉町で構成される北但行政事務組合から、処理能力142t/日、発電出力2850kWのストーカ式ごみ焼却発電設備を172億6100万1円で受注したと発表した。工期は10月から平成28年3月までで、豊岡市内に建設し、完成後同社が20年間運営する。
この案件ではごみ焼却発電設備のほかに、リサイクルセンター(処理能力19t/5時間)、拠点施設ゾーン、利用・体験の森ゾーンなど周辺設備も併せて整備する。今回は同社が代表を務め、タクマテクノス西日本支社、株元建設工業、川見建設、西山工務店からなるコンソーシアムが落札した。タクマは10月21日にも、長野県の湖周行政事務組合からごみ焼却設備を受注している。