2013/10/24 ニュース
前田建設、豪投資銀行と太陽光の合弁企業設立 1000億円規模の案件確保へ
 前田建設工業と、オーストラリアのマッコーリー・グループ・リミテッドの投資銀行部門、マッコーリーキャピタルは、日本での再生可能エネルギー発電事業などインフラ事業着手のため、合弁会社を新設することで基本合意した。
 
 新会社は年内の設立予定で、日本国内では大規模太陽光発電設備の立ち上げから事業を開始する。両社は新会社を通じ、メガソーラーの企画から出資、設計・調達・建設、維持管理・運営などを展開する。事業推進にあたり、個別案件ごとに両社が出資する特別目的会社などを組成し、プロジェクト・ファイナンスなどで資金を調達する。事業開始後、風力なども視野に今後3年間で300MW、事業総額1000億円程度のプロジェクト開発を目指す。マッコーリーキャピタルはオーストラリアなど28か国で事業を展開しており、世界各国で再生可能エネルギーなど100以上のインフラ事業に投資・管理・運営している実績を持つ。