2013/10/07 ニュース
ユーラス、苫前町の風車落下事故で主軸の修理不良を原因視
 9月5日頃発生した、ユーラスエナジーホールディングスが運営する苫前グリーンヒルウィンドパーク(北海道苫前町、定格出力20MW)での風車の主軸破断事故で、同社は今後軸受の焼き付きを原因の一つと考慮しながら、主軸の不適切修理に焦点を当てて原因究明を行っていくと発表した。10月4日に公表した今回の事故の中間報告で明らかにしたもの。
 
 この事故は、1999年11月に商業運転を開始した同設備で、ブレードとローターハブが損壊し落下したもの。事故は11号機(出力1MW、ローター直径54.2m、旧ボーナスエナジー製)で発生し、その後の初動調査ではローターの過回転など運転状況に異常は見られなかったという。事故機は今年3月~4月の期間に主軸の修理を行っており、この時はメーカー修理ではなく外部の業者の修理で、結果的に主軸に応力が集中してしまっていたと見ている。一方、7号機も平成23年末に軸受の焼き付きを起こしており、両面から事故原因を探っていくとしている。同社は今後、25基ある同型機種の一斉点検を実施するほか、1カ月以内に今後の改善策を含む報告書を作成し経済産業省などに提出する予定。