2013/10/07 ニュース
6月末までの再生可能エネルギー導入量、非住宅太陽光が38万kW増
 資源エネルギー庁が10月4日発表した今年6月末時点までの再生可能エネルギー(RE)導入状況によると、FIT制度導入後の累計RE発電設備導入量は366万6000kWで、このうち太陽光発電設備は約9割を占めた。
 
 今年度の第1四半期(4~6月)の導入状況では、住宅用太陽光が41万kW、非住宅用太陽光が141万6000kW、風力が3000kW、中小水力(1000kW以上・以下ともに)の導入は見られなかった。バイオマスは6万8000kW、地熱の導入も実績はなかった。平成24年7月~今年6月末までの設備認定容量では、住宅用太陽光が163万3000kW(前月比9万1000kW増)、非住宅用太陽光が1975万5000kW(38万5000kW増)、風力が80万5000kW(9000kW増)、1000kW以上の中小水力が6万5000kW(増減なし)、1000kW以下の中小水力が1万4000kW(増減なし)、バイオマスは63万9000kW(5万8000kW増)、地熱が4000kW(増減なし)となり、計2291万4000kWとなった。
 
 都道県別の件数別導入状況では、最も導入量が多かったのが愛知県の3万4081件(うち運転開始したものは2万4351件)で、最も少なかったのは秋田県の1326件(929件)だった。認定出力実績では、最も導入量が多かったのは北海道の232万671件(7万5903件)で、最も少なかったのは福井県の3万9095件(1万2500件)だった。