三菱商事は、英国の沖合に位置する世界最大の風力発電所「ロンドン・アレイ」(発電容量63万kW)の海底送電資産の事業権を、英国のインフラ投資会社バークレイズ インフラストラクチャー ファンズ マネージメントと共同で取得した。取得した資産規模は邦貨換算で約700億円。これを機に、同社はロンドン・アレイで発電した電力を陸上に送電する事業に着手する。
今回の資産取得で、同社が英国に保有している海底送電資産はウォルニー1・2、シェリンガムショールを含め発電容量400万kW、全送電距離は約900㎞となった。ロンドン・アレイにはシーメンスが風力発電機175基を納入している。