2013/08/07 ニュース
三菱重工、10月に冷熱事業の販売会社2社を統合
 三菱重工業は10月1日付で、冷熱機器の販売、サービスを行うグループ会社「三菱重工空調システム」(東京都品川区)と「三菱重工冷熱システム」(東京都千代田区)を、全額出資の新会社「三菱重工冷熱」に統合する。空調機と大型冷凍機の中間的な存在のヒートポンプ給湯機など新規市場が拡大していることを受けた措置で、統合で新規市場を開拓するため2社の強みを合わせて冷熱事業を強化するのが狙い。
 
 統合する2社は、空調機(家庭用エアコン、業務用エアコン)、暖房器、冷凍・冷蔵製品を扱っており、両社とも三菱重工が全額出資して設立した。新会社は三菱重工空調システムを存続会社に三菱重工冷熱システムを吸収合併して社名変更し再出発する。新会社の資本金は4億円で、本社は三菱重工のある東京都品川区に置く。従業員数は約490人で、社長には佐藤純三・三菱重工冷熱事業本部副事業本部長が就任する。