丸紅は、アイルランドの再生可能エネルギー発電事業者のメインストリーム・リニューアブル・パワー(本社ダブリン)が実施する最大1億ユーロの第三者割当増資を引き受け、メインストリームの発行済み株式25%超を取得する。これで同社はメインストリームの第2位株主となる。
メインストリームは2008年の会社創立以来、陸上・洋上風力、太陽光発電事業を世界で開発し、設立後役5年半で欧州や南ア、チリなど7か国で計約1万9000MWの陸上・洋上風力、太陽光発電の権益を保有している。欧州では英国の沖合に総出力6000MWの洋上風力発電をシーメンス・フィナンシャル・サービスと共同開発し、スコットランド沖合にも450MWの洋上風力発電設備を保有している。チリではアクティスLLPと14億ドル規模の陸上風力・太陽光発電事業を行う予定で、南アでは5000MW以上の権益を保有している。