2013/08/06 ニュース
1年間で100台超のPCSシステムを出荷 ヒロセー
 太陽光発電設備の設計施工などを行うヒロセー(香川県三豊市)が商品化した高圧盤と太陽光発電設備用パワーコンディショナー(PCS)を組み合わせたパッケージシステム「ソーラースペック」シリーズの累計出荷台数が、昨年7月の発売以来1年間で100台を突破した。同社は今回、250kW・500kW型のほか、より大容量の630kW型(直流側DC1000Vタイプ)を商品化した。
 
 ソーラースペックシリーズは、東芝三菱電機産業システム製のPCSと三菱電機製の高圧変圧器などで構成され、パッケージシステムとして一体化させた屋外キュービクル型の製品。PCS、昇圧変圧器、高圧開閉器などが一体化されているため、現地組立工事が不要。また集電盤機能を内蔵しており、接続箱から直接接続できるほか、直流側は接続箱からのケーブルが60sq 以下で最大32回路まで接続可能。三菱電機製の専用高効率変圧器で、発電していない夜間の無駄な消費電力を削減し、システム全体の効率化が図られている。