2013/08/06 ニュース
中部電力、シーエナジーを完全子会社化
 中部電力は8月下旬をめどに、株式の73%を保有しているグループ会社のシーエナジー(名古屋市)を完全子会社化する。シーエナジーの株式は同社以外に東邦瓦斯、岩谷産業、中部瓦斯など5社が計2万5088株を保有しているが、これらを全て引き受けた上で同社の空調設備受託事業をシーエナジーに移管し、増資して資本力を強化する。
 
 シーエナジーは三重県、愛知県、新潟県などで太陽光発電事業を展開しており、今年に入ってから同事業の展開を強化。またLNG販売事業、オンサイトエネルギーサービス、ESCO事業も並行して実施してきている。今回の完全子会社化はエネルギーサービス分野の競争激化を受け、同社グループの競争力・販売力を強化するため実施する。