西華産業は、7月26日付で同社の米国現地法人Seika Machinery, Inc. (本社カリフォルニア州ロサンゼルス)を通じ、米アクセスエナジー(カリフォルニア州セリトス)と、アクセスエナジー製のバイナリー発電機の独占販売店契約を締結した。今後、廃熱の有効利用と省エネを両立させたい生産拠点などに売り込みたい考え。
代理店契約を締結したのは、アクセスエナジーのバイナリー発電モジュール「Thermapower」。特許取得済みの磁気軸受、ハイスピードモーター、パワーエレクトロニクスを使用し、発電端出力は最大で125kW。平成21年以降、世界で2万kW以上の販売実績があるという。今回の契約締結で、同社は工場生産プロセスで回収されていない低~中温(約80~200℃) の工場廃熱を発電に活用し、電力を確保することでコスト削減、工場から排出されるCO2の削減などを提案していく。