桶川市は、市内の後谷調整池(写真)に浮体型の太陽光発電設備を設置する。ウエストエネルギーソリューション(東京都新宿区)が設置面積約1万2400㎡、約1180kWの浮体型太陽光発電設備を水面に設置し20年間にわたり売電事業を行うもの。4月に着工しており、今月前後の送電開始を見込んでいる。市は同社から運営期間中年150円/㎡の使用料を徴収する。
桶川市は同社を選定したことについて、大型太陽光発電設備の建設実績があること、運営の能力も併せ持つこと、同社が提案した浮体型の発電システムに調整池機能を損なわない係留システムが採用されていることなどとしている。施工に際しプラントサイトの除草などは地元業者を活用し、完成後はメンテナンス要員として地元の人材の雇用を図る。また設置場所には見学可能な学習室が設置される。