2013/07/12 ニュース
佐賀県、充電インフラ整備ビジョンでEV用充電器を521か所新設
 佐賀県はこのほど、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の充電設備を補助する国の「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」を活用するため「佐賀県次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」を策定した。同ビジョンに沿って、県では経路充電(急速充電器)を129か所、目的地充電(急速充電器~普通充電器)を392か所新設する。
 
 経路充電は、中距離の移動途中に充電するため国道、県道などの主要道路に国道(高速道路は除く)は5km、その他の国道、県道は10kmごとに急速充電器をすべての市町に最低1か所新設する。目的地充電は、目的地に滞在する間に行う充電で、市町ごとに市庁舎、道の駅、駅、ショッピングセンターなどに設置する。県では、これらの施設すべてに充電器が設置されることが望ましいが、このビジョンが当面の計画であるため、市町ごとに施設数を拾い上げ、施設種類ごとに一定割合を乗じて算出したという。佐賀県内では3月末現在で、急速充電器は23か所、普通充電器は55か所しか設置されていない。